FINAL FANTASY VII

【FF7 REMAKE】レビュー!分離する評価理由とは。購入価値とプレイ体験について

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あるふ

レトロから最新ゲーム、PCゲームが好きなSE。データ分析を行いながら、ゲームのレビュー記事を忖度のない視点から行います。好きなジャンルはRPG。

本記事では、「データ分析+筆者がプレイした実体験」からFF7 REMAKEのレビューを書いていきたいと思います。

FF7 REMAKEが発表されてから、実際にプレイされてからの期待値と実際にプレイした感想との乖離。その理由は何だったのか。

FF7 REMAKEに対しての世間の感情的評価と数値によるデータから、見えてくるものがありました。

 

筆者の特徴

  • FF7原作プレイ済み
  • RPGはFInalFantasy、そしてFF4-FF10までが最も熱い時期だと思っているタイプ
  • FF7がFFの中で一番苦手なRPG
  • Pythonを中心としたエンジニア

FF7 REMAKEの感想

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実際にFF7原作に対して、FinalFantasyの中で最も違和感を持っており、最も毛嫌いしていた筆者がFF7 REMAKEをプレイしてみた感想を最初に書いてみたいと思います。

 

FF7 REMAKEをプレイしてみて

FF7 REMAKEをプレイしてみての率直な感想としては、RPGとして普通に面白いと思いました。というのも、ストーリーのはじめから最終ボスまで26時間ほどかかりましたが、26時間しかやってないことに驚くくらいストーリーの内容が充実していて、知っているストーリーなのに次の展開が楽しみになるゲームだったからです。

また、言い過ぎかもしれませんが、FF7の映画「アドベントチルドレン」の画質のままゲームをプレイしている感覚なので、時代の進歩と分作にする必要性も感じられる内容でした。

 

FF7の戦闘について

アクションゲームに近い状態というレビューが多く、正直プレイするまで不安だったのですが、アクションゲームといえばアクションゲームの戦闘要素が多かったです。しかし、実際にプレイしてみて通常攻撃は□連打ゲー。ATBが溜まった段階でアビリティや魔法が使えるようになるため、原作でのATBコマンドバトル+アクション要素を追加した戦闘スタイルとなっていて、純粋に楽しいと思いました。

これが純粋なELDENRINGやデビルメイクライのようなアクションゲーであれば話は変わってきたと思いますが、原作の戦闘スタイルを残しつつキャラクターをアクティブに操作して戦闘を行うもので、戦闘場面で不満に思うことはありませんでした。

 

FF7のストーリーについて

ミッドガル脱出までのストーリーが深堀りされている部分が多く、アバランチのメンバーやその他登場人物の特徴や背景などを知ることができて、原作と比べて感情移入ができる部分がとても多かったです。

特にキャラクターデザインに関しては、原作のポリゴンから8頭身になっていて、敵キャラ・味方キャラクター含めて表情が動くぶん、ストーリーの内容が頭に入ってきやすく、プレイしていて明らかに原作よりもストーリーが理解しやすい内容に仕上がっているのではないかと思いました。

 

FF7 REMAKEのちょっと違和感を感じたところ

戦闘シーンに関しては全くと言ってよいほど不満点がありませんでした。しかし、ひとつだけ不満点というか、いまいちだと感じてしまった部分があって、それは△ボタンを押してアクションを起こすシーンです。

例えば、レバーを引いたり、休憩をしたり、アイテムを購入する自販機があったりするのですが、△ボタンを押してアクションを起こすときに正面に立たないとほぼ△ボタン表示が出てこないところです。角度でいうと正面90度ほどで、できれば180度くらいには範囲を広げてほしかったなぁと思うところが唯一の不満点です。

 

FF7 REMAKEからREBIRTHへ

FF7 REMAKEをプレイしてみて、クリア後すぐREBIRTHを購入しました。特別REBIRTHを購入することに躊躇はありませんでした。いまプレイしているところなのですが、これもクリアしたタイミングでレビュー記事を書きたいと思います。

少し思ったのは、今年3作目が発売されることが噂されています。REMAKE→REBIRTH→REUNION(予想)→FF7 原作とプレイすることで、3部作により情報が増えている状態で原作をプレイすると、より原作の魅力に気がつけるのではないかと思っています。当時プレイした体験とまた違った感覚を抱けるのではないかと今から再プレイするのが楽しみです。

 

世間的な評価とデータ分析結果

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それでは、世間的なFF7 REMAKEに対しての評価を見ていきましょう。

 

データから見るFF7 REMAKEの評価割合

FF7 REMAKEの賛否グラフ

今回、分析を行ってみた結果、画像のような結果となっていました。

  • 高評価:12.9%
  • 低評価:50.6%
  • 中立評価:36.5%

分析結果を見てみると、高評価と中立評価、低評価がほぼ半分で意見が分かれていることが分かります。FF7 REMAKEは3部作のうちの1作目なので、期待値が高かったぶん思っていたのと違うという評価や、逆に想像以上のクオリティだったという感情を持った人が多かったのかもしれないですね。

 

FF7 REMAKEの低評価意見

低評価意見としては、以下のような意見が目立ちました。

「完全版商法」への警戒と不信(ビジネスモデルへの批判)

「どうせ後から全部入りが出る」「有料ベータ版のよう」という声。過去のスクエニの販売手法(完全版の別ハード展開など)に対する根強い不信感があり、「今、定価で買うこと」への心理的ハードルが高かったようで、「全部出てから買う」という層が一定数存在。

現在3部作目がリリースされるのを待っている2026年現在ですが、確かに定価で購入するのに抵抗があるのはうなずけますね。デジタル版に関しては面白いゲームほどセールがあっても高いままだったりしますし。ただ、全部出てから買うというのは1作が3作に分断されボリュームがかなり増量されていることを考えると、ゲームをプレイする事自体が苦しくなってしまう可能性が大いにあるため、「分作」という形式事態に不満を持っている方が多い印象が見受けられますね。


 熱量の減衰(リリース間隔の長さ)

「期間が空きすぎて熱が冷める」「発表から10年経っている」などの、開発スピードに対する現実的な不満。どれだけ1作目のクオリティが高くても、人間の「待てる限界」を超えてしまうことへの懸念。

確かに4年感覚でのリリースを考えると、その間にFINAL FANTASYの他のタイトルが発売されるかというと、正直未知数だったりしますよね。別ゲームを購入するといっても、そこまで長い期間遊べるかというと遊べない人が多いと思うので、この意見には確かにうなずかされました。


消化不良のストーリーテリング(結末のモヤモヤ感)

「終盤に謎めいた演出を入れる」「無意味な※※※※※戦」など。1本のゲームとして終わったときの「スッキリ感」がなく、次への引き要素を無理やり作らされているような演出に、クリア後の達成感を得られなかった層の存在。

このような意見は分作がゆえの特徴かもしれないですね。実際、続きが気になるような作りにしないと次回作に対しての期待値は損なわれることになりますし、仕方ない仕様と言えば仕方ないのかなと。しかし、映画ハリーポッターやNetflixドラマ「ストレンジャーシングス」の様に分作だったとしても、視聴して満足を得られるコンテンツも確かに存在しているので、その部分はうまくやれなかったのかなぁ、難しかったのかなぁという感覚はありますね。

 

FF7 REMAKEの高評価・中立意見

高評価としては以下の意見がありました。

新規プレイヤーの反応

新規プレイヤーだったけど最高に楽しめた。ストーリーは分かりやすくて面白いし、戦闘とキャラモデは高評価。※※※※※とかいう原作と違う要素も新規としては新鮮だった。あと自分は一本道にしてくれて助かった。行ける場所増えてたらストーリーのテンポが悪くなるだろうし。

新規プレイヤーにとっては、ストーリーに集中できるゲーム作りがされていることで、道に迷うことなくストーリーを進めて行けるというシンプルさが好評だったようです。また、※※※※※に関しては原作にはない要素で、新しい角度からFF7の物語を深堀するのにあたっては重要な要素でした。この存在はかなりFF7 3部作の中でキーポイントとなってきます。


原作プレイ済みのプレイヤーの感想

私の中の思い出を見事に昇華してくれた未来に繋ぐ大ボリュームの傑作JRPGでした。本当に本当に楽しかったです。他のAAAタイトルにはない圧倒的な仲間キャラの魅力とそのキャラたちと冒険する広大な各エリアロケーション豊富なマップ。FF16は定価で買ってあまり満足はできませんでしたが、こちらは定価で買ってもおつりがくらいの満足感と充足感でした。

FF7 REMAKEになり原作とのギャップを感じているプレイヤーもいるようですが、僕と同じようにFF7が逆に好きになる。更に好きになるプレイヤーも数多くいるようです。確かにミッドガル脱出までの話を30時間ほどの中に入れるということで長丁場に感じる人もいると思いますが、逆に深堀され実はどのようなストーリーが存在していたのか、という新しい事実や発見もあります。


オリジナルからの変更点についての高評価

オリジナルからの変更点――主にエアリスですが、何か隠していることを匂わせつつ、その全容が明らかにならない。だからこそ、クリアしたら終わりではなく、興味を持続させることができる。特にオリジナルで彼女が、この後どのような目に合うかを知っているユーザーにとって、新たに加わった要素により、その未来がどうなるか考えないわけにはいかないでしょう。これが一作完結だった場合、一過性の満足はあったとしても、ここまでの作品への吸引力はだせなかったように思います。このゲームをやったプレイヤーの中には、続けて初代やクライシスコアに手を付けたという人も少なくないことでしょう。

FF7のキーパーソンであるエアリスについての言及ですね。FF7はエアリス以外にも、個々それぞれのキャラクターにも個性的なストーリーがありますが、その中でもストーリーの中で大きなカギを握るのはエアリスです。FF7 REMAKEは原作に忠実ではありますが、原作+αの要素が付け加えられているため、今後の展開が原作に忠実に進みつつどのように展開されていくのかという楽しみがあります。また、クライシスコアやFF7原作に手を付けた人は何を隠そう僕もです(再プレイ中)

 

不満の正体は「作品の質」ではなく「待機時間」

低評価意見の多くは、「物語の区切り方」と「次回作までの待機時間」に対しての不満が多い印象でした。確かに、1作の販売期間は4年ほど空いているため、その期間に対しての補填や興味の薄れなどが懸念されているのは仕方ないことなのではないかなと思います。しかし、今回FF7 REMAKEをプレイしてみて、更にFF7に対して興味を持った人が多いという事実は明らかで、既にFF7 REVERSEが発売されていて、次回作は2027年もしくは2026年の年末に発売されるという予想が立っているいま、これらの懸念はほぼ無いに等しい状態になりつつあります。

 

FF7 REMAKEはゲームとして楽しめる要素は充分あり

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ここまで読了いただいて、ありがとうございました。FF7 REMAKEは批判が多いものの、それはYouTubeの視聴回数稼ぎやある種マーケティングの方法として大々的に表されていることが多いですが、実際にプレイしてみるとゲームとしては十分すぎるほど面白い作品だと個人的には思いました。ただ、僕自身もいまいちと感じる部分があったのは事実なので、その点がREVERSE・REUNION(予想)にて改善されることに希望を持ちつつ、新たなFF7を楽しめたら嬉しく思います。

FF7 REMAKEに興味を持たれた方へ

FF7 REMAKEはPS4・PS5と発売されていますが、最近PS4のサポートが終了し本格的にPS5に移行する時期が迫ってきました。予算に応じてですが、PS4とPS5版の購入に迷っている場合、予算がしんどい場合はPS4。予算に余裕がある場合はPS5(ディスクドライブ搭載版)とFF7 REMAKE パッケージ版の購入をおすすめします。

なぜ、PS5 ディスクドライブ搭載版とFF7 REMAKE パッケージ版がおすすめかというと、ゲームを購入するときの費用を抑えることができるからです。

例えば、人気作だった場合はデジタル版でも値下げされることはほぼなく、だいたい定価でPS Storeから購入できる状態になっています。しかし、パッケージ版については、デジタルエディションを購入するよりも安い金額でソフトを購入することが可能です。個人的には同じもので安く買えるのであれば費用は安く抑えたい派なので、より安価でより良い名作を数多くプレイするためにも、この組み合わせが最強だと思っています。

将来的に出てくるゲームもディスク版のほうが、デジタルエディションよりも安く変えますし、長期的に見て安上がりなのは間違いないです。また、昔さながらの「ゲームソフトを購入して、ソフトがどんどん増えていく楽しみを再度体感できる」というのも、個人的には懐かしい気持ちになりつつ、コレクションの一つとして楽しめるという側面もあるのもおすすめポイントですね。

 

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本記事ではSQUARE ENIXにて配信されている画像を以下の権利に基づき、利用しています。

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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
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